株式会社ENアソシエイツ|人や企業の「縁」を大切にします。

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代表メッセージ|message

長友英資

『 会社は誰のためにあるのか? 』それをみなさんと共に考え、社会的存在価値のある企業創りを支援していきたい。

みなさんこんにちは。
東京証券取引所での36年間にわたる勤めを終え、ENアソシエイツの代表取締役として新しいスタートを切りました。社名『ENアソシエイツ』の<EN>の称号の由来について若干、御説明申し上げます。
<EN>は、私の名前の頭文字でもありますが「えん」と読み、人と人、人と企業、企業と企業との繋がりである「縁(えにし)」を大切にする事、誠実な経営を通して企業の社会的存在意義を高め、適正な利益「円」を確保する事、そして、常にリスク管理に尽力し、危機管理対策の完全化「真丸」を目指す事の三点を意味し、これらが企業経営の基本要素であるとお考えの方々の活動に対し、事務所創設の趣旨に基づき、少しでもお役に立てるよう努力致したいとの自らの覚悟をも含めたもので御座います。



市場にはたくさんの企業(法人)が存在します。東京証券取引所での役目柄、ここ5,6年で上場企業700社以上のトップ経営者の方々とお会いする機会を頂きましたが、日本経済そのもののファンダメンタルに不安はないと確信しています。にも関わらず、決して経済状況は良くありません。この日本経済不振の要因に思いを巡らせながら、いつも次のことを自分自身に問いかけております。

『企業は誰のためにあるのか?』
これまでたくさんの経営者の方々と『企業の社会的存在価値』について考えてきました。会社は何の為に存在しているのか、企業価値を上げる為に何をすべきなのか、それをみなさんと一緒に模索し、ご提案しながら最大限の支援をしていく、それこそがこれからのわたくしのミッションだと認識しています。

会社はみんなの為にある

わたくしは『会社はみんなの為にある』と考えています。
会社は誰のものか?と問われれば、それは「株主のものだ」と答えることができるでしょう。しかし、誰の為に?と問われれば、会社は全てのステークホルダーの為に、社会の真の期待に応える為にあると答えます。「人々を笑顔にしたい」と考える企業もあるでしょう。「病気の人に良い薬を提供したい」と考える企業もあるはずです。社会への貢献の仕方はそれぞれ違いますが、全ては『みんなの為』に繋がっているのです。
企業の社会的存在価値を見据え、人々の思いやつぶやきに一生懸命耳を傾け、その期待に応えていく、そうすることで信頼を獲得し売上高を増大させ利益が拡大する、この流れが人々を笑顔にし、社員に誇りと喜びを与え、ひいて株主の期待に応じることに繋がっていくものと信じています。
もちろん業績が好調かどうかは企業価値を判断する重要なファクターです。しかしそれだけでは長期的な企業価値の向上には繋がりません。健全な経営とは倫理観を持って社会と向き合い、誠実に、かつ情熱を忘れずに企業活動に取り組むことなのではないでしょうか。


こうした倫理観に基づくリスク管理システムと社会にアピールできるコーポレートガバナンス報告書、企業情報を正確に伝えるための様々な資料があってはじめて自社の社会的存在価値をアピールすることができるのです。
これから新規に上々を目指す方々のみならず、自社の上場せずとも『社会的存在価値』を更に向上させていきたいと考えている経営者の方々に、わたくしのこれまでの経験が少しでもお役に立て、健全な経営への道しるべとなれば幸いです。


最後に、わたくしの思いを <文天祥の『過零丁洋』の一節である『人生自古誰無死 留取丹心照汗青』> に込め、わたくしからのメッセージとさせて頂きます。

『人 生 自 古 誰 無 死 留 取 丹 心 照 汗 青』 株式会社 ENアソシエイツ 代表取締役 長友 英資